舌を抑える器具を想像しただけで

 

 

初診の診察室に出向けば、必ずその棒は要りません、得意ではないのですと説明をせねばならない。

 

お医者は大体、笑うか、怪訝そうな顔をするかで、後者の反応をされれば二度目にここへ来ることはないだろうという良い判断材料になる。

 

今日もそうやって乗り切り、思い切り舌を出して、ンアーとぬらりと声を出し、少し赤い喉だと言われた。

 

舌を抑える器具を想像した時の、一瞬の怯みと、私はこうなのですと宣言する気持ちを奮い立たせるあの感じは、ブログの投稿をえいやっと世界中に配信するあの感じと似ているかもしれない。

 

そんな風に思って、ブログを開設しました。